
最近おならの回数が増えた気がする
においが強くなって、人前で我慢するのがつらい
おならの悩みは、日常的でありながら人に相談しにくく、一人で抱え込みがちな症状です。
多くは食事や生活習慣によるものですが、なかには腸からのサインが隠れていることもあります。
このページでは、おならが増える原因や、においの対策、受診を考える目安についてわかりやすく解説します。
おならはどうして出る?
おならの正体は、食事と一緒に飲み込んだ空気と、腸内細菌が食べ物を分解するときに発生するガスです。健康な人でも1日に何回も出るのが普通で、回数が多いこと自体が病気とは限りません。
問題になるのは、「以前より明らかに増えた」「においが強くなった」「お腹の張りや便通の変化を伴う」といった変化があるときです。
おならが増える主な原因

- 空気の飲み込み(呑気)
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早食いや、ストレスによる無意識の空気の飲み込みで、腸にたまるガスが増えます。ガムやため息のクセ、炭酸飲料も影響します。
- 食事の内容
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イモ類・豆類・ごぼうなどの食物繊維が多い食品は、腸内で発酵しやすくガスが増えます。この場合のおならは、においが少ないのが特徴です。
- 腸内環境の乱れ
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肉類中心の食事や暴飲暴食で悪玉菌が優勢になると、においの強いガスが発生しやすくなります。
- 便秘
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便が腸に長くとどまると発酵が進み、ガスの量もにおいも増えます。
- ストレス・腸の働きの乱れ
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ストレスで腸の動きが乱れると、ガスがたまりやすくなったり、お腹の張りとともにおならが増えたりします。
においが強いときに見直したいこと

おならのにおいは、腸内環境のバロメーターです。においが気になるときは、次の見直しが役立ちます。
- 肉類・脂っこい食事に偏らない
- 発酵食品(ヨーグルト・納豆・みそなど)や水溶性食物繊維をとる
- 便秘を改善する(水分・食物繊維・運動)
- 早食いをやめ、よく噛んで食べる
- ストレスをためない
我慢しすぎも逆効果
人前を気にしておならを我慢し続けると、ガスが腸にたまってお腹の張りや痛みの原因になります。また、「おならが気になって外出や仕事に集中できない」という状態は、それ自体が生活の質を下げるサインです。
セルフケアで改善しない場合は、一度相談する価値があります。
こんなときは消化器内科を受診しましょう
次のような場合は、腸の状態を確認することをおすすめします。
- おならの増加とともに、お腹の張り・痛みが続く
- 便通が明らかに変わった(便秘と下痢を繰り返す、便が細くなった)
- 血便が出た
- 体重が減ってきた
- においの強い状態が、食事を見直しても続く
おならの変化そのものは病気とは限りませんが、便通の変化・血便・体重減少を伴う場合は、大腸の病気が隠れていないかの確認が大切です。大腸カメラで直接確認することで、安心につながります。
まとめ
おならが増える原因の多くは、空気の飲み込み・食事・腸内環境・便秘といった身近なもので、生活の見直しで改善が期待できます。一方、お腹の張りや便通の変化、血便などを伴う場合は、腸からのサインの可能性もあります。
「おならくらいで」とためらわず、気になる変化が続くときは消化器内科にご相談ください。
