千葉ニュータウン中央駅徒歩3分。消化器病専門医、血液専門医・指導医、総合内科専門医が在籍。

生活習慣病

健康診断の結果を見て、「血圧が高め」「血糖値が引っかかった」「コレステロールが基準値を超えている」

そんな指摘を受けたことはありませんか。

生活習慣病は、その名のとおり日々の食事や運動、喫煙、飲酒といった生活の積み重ねで発症・進行する病気の総称です。やっかいなのは、初期にはほとんど自覚症状がないことです。「数値が少し高いだけで、体調は悪くない」と感じているうちに、血管は静かにダメージを受け続けています。

当院では総合内科専門医が生活習慣病の診療を行っています。数値の管理だけでなく、お一人おひとりの暮らしに合わせた無理のない治療を一緒に考えます。

生活習慣病は「症状がない」こと自体がリスクです。以下に当てはまる方は、一度検査を受けてみてください。

  • 健康診断で血圧・血糖・コレステロール・尿酸のいずれかを指摘された
  • ここ数年で体重が5kg以上増えた
  • 最近、のどが渇きやすい、トイレの回数が増えた
  • 親やきょうだいに糖尿病・高血圧・脳卒中・心筋梗塞の方がいる
  • 健診の再検査を勧められたが、まだ受けていない

3つ目の「のどの渇き」や「頻尿」は、実は血糖値がかなり上がってから出てくる症状です。つまり、こうした自覚症状が出た時点では、すでに病気が進行している可能性があります。症状のない段階で見つけて対処することが、生活習慣病の治療ではもっとも大切なポイントです。


高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症。これらはどれも、それ自体で激しい痛みや不調を起こすことはほとんどありません。だからこそ、「まだ大丈夫」と治療を先延ばしにする方が多いのが現実です。

しかし、これらの病気が本当に怖いのは、年月をかけて全身の血管を傷つけていくことです。動脈硬化が進むと、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気として表面化します。「昨日まで元気だったのに」という事態が、実は何年もかけて準備されていたということです。

糖尿病の場合は、血管障害に加えて、目の網膜、腎臓、末梢神経にも合併症が起こります。透析が必要になる腎不全の原因として、現在もっとも多いのが糖尿病性腎症です。

こうした合併症は、いったん進行すると元の状態に戻すことが難しくなります。逆に言えば、早い段階で数値をコントロールしておけば、合併症のリスクを大きく下げることができます。治療といっても、最初から薬を飲まなければいけないわけではありません。食事や運動の見直しだけで数値が改善する方もたくさんいらっしゃいます。

高血圧症

日本人の三大死因のうち、脳卒中と心臓病の最大の危険因子が高血圧です。血圧が高い状態が続くと血管の壁に負担がかかり、動脈硬化を進行させます。自覚症状はほぼなく、健康診断や家庭での血圧測定で初めて気づく方がほとんどです。塩分の摂りすぎ、肥満、ストレス、運動不足、遺伝的な体質などが複合的に関わっています。

糖尿病(2型)

血液中のブドウ糖をうまく処理できなくなり、血糖値が慢性的に高くなる病気です。初期には症状がなく、進行してからのどの渇き、多尿、体重減少、倦怠感などが現れます。放置すると網膜症(視力低下)、腎症(腎不全)、神経障害(足のしびれ)といった三大合併症に加え、動脈硬化による心筋梗塞・脳梗塞のリスクも高まります。

脂質異常症(高コレステロール・高中性脂肪)

LDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪が高い、あるいはHDLコレステロール(善玉)が低い状態です。血管の内壁に脂質がたまり、動脈硬化を進めます。自覚症状はまったくありませんが、心筋梗塞や脳梗塞の重大な原因のひとつです。食事内容と遺伝的体質の両方が関わっています。

高尿酸血症・痛風

血液中の尿酸値が高い状態です。尿酸が関節にたまると突然の激痛を起こす「痛風発作」を引き起こします。痛風の経験がない方でも、尿酸値が高い状態が続くと腎機能の低下や尿路結石のリスクが高まります。ビールや肉類の摂りすぎだけでなく、体質的に尿酸が排泄されにくい方もいます。

メタボリックシンドローム

内臓脂肪の蓄積に加えて、血圧・血糖・脂質のうち2つ以上が基準値を超えている状態です。一つひとつの数値はそれほど悪くなくても、複数が重なることで動脈硬化のリスクが飛躍的に高くなります。健康診断で「メタボ」と指摘された方は、個々の数値だけでなく、全体を見た管理が必要です。

血液検査・尿検査

血糖値(HbA1c)、コレステロール値、中性脂肪、尿酸値、腎機能、肝機能など、生活習慣病に関わる項目を幅広く調べます。健康診断の結果をお持ちいただければ、それをもとに追加で必要な検査をご提案することもできます。

動脈硬化の評価

血圧脈波検査では、血管の硬さや詰まり具合を調べることができます。「自分の血管年齢がどれくらいか」を知ることで、治療へのモチベーションにつなげている方も多くいらっしゃいます。

腹部超音波検査・CT検査

脂肪肝の有無や内臓脂肪の蓄積を画像で確認します。数値だけでは実感しにくい体の変化を、目で見て理解していただけます。

生活指導と薬物治療

まずは食事や運動など、生活面での改善を一緒に考えます。それでも数値のコントロールが難しい場合は、お薬による治療を検討します。「薬を飲み始めたら一生やめられないのでは」と心配される方もいますが、生活改善が進めば薬を減らせるケースもあります。大切なのは、無理なく続けられる方法を見つけることです。

他の診療科との連携

生活習慣病の治療中に、消化器の不調や血液検査の異常が見つかることもあります。当院には消化器病専門医・消化器内視鏡専門医、血液専門医も在籍しているため、気になる所見があればそのまま院内で精密検査を進めることができます。

生活習慣病の治療は、長く付き合っていくものです。だからこそ、通いやすさと相談しやすさが大切だと考えています。

当院は千葉ニュータウン中央駅から徒歩3分、無料駐車場20台完備。仕事帰りにも、休日にも立ち寄りやすい環境です。健康診断の結果を持って「ちょっと相談したい」というだけでもかまいません。総合内科専門医が、あなたの数値と生活に合わせた治療計画を一緒に考えます。

「まだ症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がないうちに始める」のが生活習慣病の治療です。